OCRを利用したデータ入力の自動化は、多くの企業で進んでいます。
しかし、実際の運用では、
・OCRの誤認識
・手書き文字の読取りミス
・数字の欠落
・入力ミス
などが発生するケースがあります。
例えば、本来10桁である注文番号が、
・1文字欠けて9桁になる
・一部の数字が読取れない
・OCRが誤認識する
といったケースです。
OCR自体は正常に処理を完了していても、
誤ったデータがそのままシステムへ登録されてしまう
ことがあります。
特に、
・注文書
・発注書
・請求書
・納品書
などの業務では、
番号の誤りが後工程で大きなトラブルにつながることもあります。
そのため近年では、
「OCRで読取るだけ」
ではなく、
「OCR後のチェックを自動化する」
ことが重要になっています。
今回は、AI-OCRプラグイン for kintone を利用して、
・注文番号の桁数チェック
・OCR誤認識の検知
・エラーデータの自動抽出
・エラー発生注文者の特定
を実現する方法をご紹介します。
AI-OCRプラグイン for kintoneなら、
「注文番号は10桁であること」
といった業務ルールをAIへ指示するだけで、
OCR後のデータチェックまで自動化できます。
単なるOCRではなく、
「OCR結果の品質を担保する仕組み」
を実現できる点が大きな特徴です。
【この記事を読んでわかること】
・OCR後のエラーチェックを自動化する方法
・注文番号の桁違いをAIで判定する方法
・OCR誤認識を検知する方法
・エラー発生箇所をkintoneで管理する方法
・OCR結果の品質向上につなげる方法
AI-OCRで注文番号の桁違いを自動チェック
今回はこちらの注文リストを読取りします。

今回の帳票では、
注文番号は10桁
というルールがあります。
しかし、
・100230000
・100230005
のように、
10桁未満の注文番号が含まれています。
実際の業務では、
・手入力ミス
・OCR誤認識
・帳票記載ミス
などによって、
このようなデータが発生することがあります。
通常であれば、
担当者が目視で確認する必要がありますが、
AI-OCRプラグイン for kintone では、
「10桁未満ならエラー」
という判断まで自動化できます。
kintoneアプリとOCR設定を用意
今回利用したkintoneアプリはこちらです。

帳票の内容を読取るだけでなく、
・チェック結果
・エラー発生注文者
も管理できるようにしています。
続いてOCR設定を行います。

今回の設定では、
通常の読取り設定に加え、
「10桁未満の注文番号がある場合は桁数不正と回答」
という指示を設定しています。
さらに、
「10桁未満の注文番号の注文者を全て回答_複数存在する場合はカンマで繋いで回答」
という指示も設定しています。
AI-OCRプラグイン for kintoneでは、
単に文字を抽出するだけでなく、
業務ルールに基づいた判断
まで実施できます。
これは従来OCRとの大きな違いです。
OCR結果をAIが判定!エラー発生箇所を自動抽出
実際にOCRを実行すると、AIが帳票を解析し、注文番号の桁数をチェックします。

今回の結果では、
・100230000
・100230005
が10桁未満であると判断されました。
そのため、
チェック結果:桁数不正
を自動登録しています。
さらに、
該当する注文者である
・田中 良子
・村上一
も自動抽出しています。
これにより、
「どこに問題があるのか」
だけでなく、
「誰のデータに問題があるのか」
まで即座に把握できます。
OCR後に人が確認作業を行う手間を大幅に削減できます。
エラーデータを一覧化して確認作業を効率化
kintoneへ登録したデータは一覧画面でも活用できます。

例えば、
・桁数不正
・OCRエラー
・入力不備
などのデータを絞り込み表示できます。
今回の例では、
桁数不正が発生しているレコードのみ
を一覧表示しています。
これにより、
・問題データの確認
・修正対象の抽出
・担当者への確認依頼
などを効率的に行えます。
OCRの価値は、
「入力作業削減」
だけではありません。
データ品質を維持しながら運用できることも重要です。
OCR後のチェック業務まで自動化
AI-OCRプラグイン for kintone は、単なるOCRツールではありません。
例えば、
・桁数チェック
・必須項目チェック
・金額整合性チェック
・日付形式チェック
・郵便番号形式チェック
なども実現できます。
つまり、
OCR後のチェック業務
まで自動化できます。
今回のような注文番号チェックはもちろん、
請求書や申請書など、
さまざまな帳票で活用可能です。
AI-OCRプラグイン for kintoneでは、
OCR後のデータ加工・補完・判断
までAIが自動化できます。
例えば、
・法人格変換
・郵便番号補完
・住所分割
・表記ゆれ統一
・桁数チェック
・エラー判定
など、
単なる文字読取りにとどまらない、
「実務で使えるデータ化」
を実現できます。
AI-OCRの様々な活用方法については、
下記のまとめ記事でもご紹介しています。
AI-OCR活用方法のまとめ記事はこちら
kintoneでOCRを活用したデータ入力・加工の自動化まとめ【AI-OCR活用】
簡単設定で今すぐAI-OCRを試してみる
AI-OCRプラグイン for kintoneは、30日間の無料お試し利用が可能です。
設定はシンプルで、すぐに効果を体感いただけます。
AI-OCRプラグイン for kintoneでは、
・注文書OCR
・請求書OCR
・契約書OCR
・名刺OCR
・マイソクOCR
など、さまざまな帳票に対応しています。
また、
・OCR後のデータ加工
・OCR結果の妥当性チェック
・エラー検知
・WebhookによるOCR自動化
・kintone活用
なども実現可能です。
「OCRの誤認識を減らしたい」
「チェック業務を自動化したい」
「OCR結果の品質を向上したい」
という企業様は、ぜひ一度お試しください。
製品に関するご質問、ご相談については、
info@kandi-sol.co.jpまでお気軽にお問い合わせください。